室内にいろいろな家具類を配置したり、壁紙を貼ったり、カーペットを敷き、カーテンを吊ったりして室内を設えることを「ファーニッシュ」と呼んでいる。ファーニッシュに際しては、ただ置くだけ、貼るだけ、仕上げの上から釘打ちあるいは本捻子止め等で簡単に取り付けるだけ、敷くだけ、という具合に工事が簡単なものばかりである。その簡単な工事に、造作的でないオープンな部品、たとえば、家の中なら枠や幅木やニッチなど、外なら風見鶏とか玄関灯などの取り付けを加えると、素人あるいは非熟練職人による現代的な組立てないし取付けの世界が開けてくるのである。
札幌市北区の中古一戸建て
恵庭市の中古一戸建て
藤岡市の中古一戸建て
宗像市の中古一戸建て
JR山手線(新宿)の中古一戸建て
このデザインの変化は、規格部品の組み合わせの変化によるデザインの変化に比べて、多彩なスタイルの変化であり、より大衆的な変化であり、どのような雰囲気をも可能にしてくれる変化なのである。2×4などの洋風大壁のシステムだと、この種の変化が可能なのであるが、和風真壁の家だとこの変化は不可能である。壁紙を貼り替えることもできないし、少しの模様替えでも大工を頼まなくてはならないのであるが、それは基本的に真壁和風が、構造と仕上げが一体となった造作的システムだからである。この意味では、躯体と仕上げが無関係で、どのようなスタイルでも可能なハリボテのシステムほど現代的であるということができそうである。これこそまさに、ヴェンチューリのいうデコレーテッドーシェツドであろうか。ハリボテへの努力、忘るべからず。