なぜ固定型に応じないかというと、低金利の固定型で貸し出すと、金利が上昇したとき、金利上昇分を銀行が負担しなければならないからだ。要は銀行が損をしたくないだけの話だが、どうしても借り換えは変動型にならざるを得ない。言うまでもなく変動型には金利の変動リスクがつきもので、最悪の場合は未払い利息に泣かされる恐れも強い。しかも借り換えに際しては保証料、手数料、印紙代、抵当権設定・抹消費用などの諸費用が30〜60万円程度かかってくる。
[参考情報]
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こうしたリスクやコストを考えると、借り換えは少なくとも2%程度の金利差がないとやる意味がない。借り換えに当たっては金利動向や借り換え費用をよく考え、「やって損した」ということにならないようにしないといけない。また物件の評価額が下がっている場合は、借り換えしようにも担保価値が不足するため新たな抵当権が設定できないことがある。特に、バブル時代に値上がりした物件を担保枠いっぱいに抵当権を設定して購入したケースでは、不足を補う自己資金がないと借り換えそのものができなくなる。どうしても借り換えしたいなら、少しでも物件を高く評価してくれる金融機関を根気よく探すしかない。